工業化学科より
3年実習風景 4月20日(木)
本日は、3年生の実習が2回目となりました。
内容が専門的になり難しい部分も出てきます。
今後に活かすことができるよう、がんばって取り組みましょう。
[酢酸エチルの合成]
本日は、丸底フラスコにエタノールと氷酢酸を入れ、水浴で冷やしながら濃硫酸を加えました。
その後、内容物を分液漏斗に移し、スタンドに固定したリングにかけて静置しました。
ここから、酢酸エチルを合成する重要な反応に入っていきます。酢酸エチルは、食品添加物にも使用されています。
硫酸や酢酸など危険な薬品を扱う実験だったので、緊張しました。
[未知の水溶液の濃度測定]
本日は、原子吸光分析装置を使って分析しました。
水溶液中の微量な金属の量がグラフになって表示され、はじめは驚きましたが本当かなという疑問も残りました。
実習はまだ続くので、何回も分析して原子吸光分析装置をきちんと扱えるように取り組みましょう。
[3DCADで作成したデータの3次元機械加工]
本日は、最初にノギスの使い方を学びました。
立体を正確に測定する技術は、工業において大事な技術であることを実感しました。
その後、自分の名字を印鑑にするために、前回学んだSolidworksでデータを作成しました。
テキスト通りに進めていき、順調にデータが作成できました。
次回は、作成したデータを機械に送って加工し、印鑑を完成させます。