校長挨拶

 群馬県立伊勢崎工業高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、明治19年に開設された伊勢崎織物業組合立染色講習所を前身とし、明治43年に、県内唯一の工業学校(群馬県立工業学校)として、開校した伝統ある工業高校です。今年創立114年目を迎え、これまでの卒業生は2万2千人を超え、地元産業界を中心として、国内外各地で活躍しています。
 時代の変遷とともに、学科の編成を行い、現在では全日制が機械科(2クラス)・電子機械科・電気科・工業化学科の4学科5クラスから成り、また、定時制には工業技術科1クラスを設置しています。
 本校では、「これからの時代を生きぬく実践力と責任感を備えた人材を育成する」という教育目標のもと、心身共に健康な人間の育成に取り組み、地域に信頼される学校を目指しています。これからも職員一丸となって、笑顔の絶えない、魅力ある学校づくりに努めていきたいと考えています。

 令和6年4月1日

群馬県立伊勢崎工業高等学校長  平野 邦明

校長通信

令和6年度 修学旅行に参加して

12月1日(日)~4日(水)までの3泊4日で沖縄に修学旅行で行ってきました。天候にも恵まれ、生徒たちも楽しい日々を過ごしてくれたと思います。出発当日は、朝7時45分に学校を出発し、沖縄には16時00分頃に到着しました。初日は那覇の国際通りの散策で沖縄の街の雰囲気を堪能しました。初日のホテルでは、なかなか眠れないのか廊下には、生徒のひそひそ話が僅かながら聞こえていました。二日目は平和学習がメインでひめゆり平和祈念資料館、沖縄平和祈念公園に行き、戦争の悲惨さと平和の尊さについて学習しました。その後はクラス別コースに別れ、沖縄の自然、歴史、文化について学習をしました。ちなみに私が同行したクラスは、昼食できれいな海が見えるビーチでバーベキューを食べ、その後、おきなわワールド、中城城後を見学しました。その日の宿泊ホテルは北谷にある海辺のきれいなリゾートホテルで、生徒達もワクワクしてる様子でありました。三日目は、終日班別タクシー研修です。美ら海水族館を中心に、生徒たちが各で決めたコースを散策していました。最終日はフライトの時間あり、首里城のみを見学しました。首里城も5年前の焼失から復興工事が徐々に進められて、その復元作業が見学コースになっており、少々驚きました。予定では、2年後の2026年頃が完成予定のようです。その後13時30分の飛行機に乗り、沖縄を後にして無事帰ってきました。

沖縄はリゾート地のイメージが強いですが、79年前の戦争では約20万人の人が犠牲になった地でもあります。今回の修学旅行では、当たり前に行ってきたのではなく、当たり前のことが如何にありがたく、幸せなことか、また平和の有り難さについて、改めて理解してくれた旅行であったと願います。