電子機械科「基礎から学ぼう メカトロニクス」
電子機械科では、機械や電気・電子の学習とともに、機械を制御するための情報処理についても学習します。
また、ロボット・コンピュータ・工作機械等を用い、メカトロニクスの基本から応用までを学習することによ
り、創造性豊かな先端技術者を育成します。
※メカトロニクス:機械工学(mechanism)と、電気・電子工学(electronics)の融合技術を意味する和製英語
●工業科目 工業技術基礎/課題研究/実習/製図/工業情報数理/機械工作/ 機械設計/電子機械/生産技術/ハードウェア技術/コンピュータシステム技術 |
●取得できる資格 |
●実習テーマ |
電子工作実習 私たちの生活に用いられている多くの製品には、半導体やマイクロコンピュータなどの多くの電子部品が使用されています。電子工作十種では、電子備品の種類や役割を理解するとともに、はんだごてを用いて基板に各種電子部品などをはんだ付けし、電子回路を製作します。 また、電子部品の組み立てや検査などに用いるテスターを製作します。 |
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マシニングセンタ実習 マシニングセンタとは、何種類もの切削工具(刃物)を自動的に交換しながら、自動で工作物を切削加工してゆく機械です。 機械を制御するにはGコードというプログラムを使用します。この実習では、Gコードについて学習し、マシニングセンタ作業の基礎を学びます。マシニングセンタが使えるようになると、複雑な形状の部品を、より高い精度で製作できるようになります。 |
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CAD・プラズマ加工実習 CADとは、コンピュータを使って図面を作成することを言います。2次元の図面を作成し、プラズマ加工機で切断して作品を制作します。プラズマ加工機は、プラズマを発生させ、その熱で金属を切断加工する機械です。図面に基づいてプラズマ加工機の動作を制御し、自分だけの作品を作り上げます。ものの設計から加工まで、コンピュータを使った物作りの一連の流れを学習できる実習です。 |
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メカトロニクス実習 MPSステーションという最新の実習装置を使い、生産設備の単体動作からネットワーク運転まで、実際の生産現場により近い環境を実現し、見て触れて、必要な要素を体得することができます。 ものづくりの現場では、幅広い視野で、様々な技術を用いて、多くの人とともに作業をすることが求められます。この実習を通して、自動生産技術の基礎を学びます。 |
●過去課題研究テーマ ・「レスキューロボットコンテストへの挑戦」 ・「イルミネーション製作」 ・「マイコンカーラリー参加」 ・「エンジン付き三輪バイクの製作」 ・「高校総体カウントダウンボードの製作」 ・「3Dプリンタを用いた発明コンテストへの参加」 ・「シーケンス制御を用いた信号機モデルの製作」 ・「シミュレーションゲームの製作」 ・「モーター付きスケートボードの製作」 ・「都市防災についての研究」 など |
●電子機械科の活動 ・電子機械研究部 全日本学生児童発明くふう展 入賞 日本リハビリテーション工学協会福祉機器コンテスト2017 2次選考進出 群馬県創意くふう作品展 佳作 伊勢崎市創意くふう展 伊勢崎市長賞 伊勢崎商工会議所会頭賞 第18回レスキューロボットコンテスト 第14回競基弘賞、奨励賞 マイコンカーラリー Basicクラス 第3位 ジャパンマイコンカーラリー2019北関東三県大会 Basicクラス 第7位 全国大会 Basicクラス 第19位 第19回レスキューロボットコンテスト 書類審査通過 競技会予選出場 伊勢崎駅前イルミネーション展示 など |
電子機械科卒業生からのメッセージ
電子機械科では、最新の工作機械・実習装置を使い、機械・電気だけでなく、情報分野やこれからの時代に欠かせない制御技術などを、広く学ぶことができます。資格取得や部活動にも積極的に取り組んでいます。将来工学系の職に就こうと考えている人にオススメです。 |