工業化学科より
3年 企業見学
5月23日
3年生の生徒が就職活動に向けた企業見学に行きました。
白十字株式会社の群馬第三工場(伊勢崎市田中町)を見学してきました。
本格的な就職活動がもうすぐ始まります。
就職先の企業を決めるにあたり、大変有意義な経験となりました。
白十字株式会社の皆様、ありがとうございました。
3年 工業化学科課題研究発表会
1月19日(金)
4・5・6校時に本校視聴覚室にて3年生の課題研究発表会を行いました。
3年生が1年間の研究の成果を2年生と職員の前で発表しました。
司会は、3Cの級長、副級長、書記が担当しました。
級長あいさつ
陶芸と草木染め
「陶芸で形をつくることが一番大変でした。」
Air Hockey ~クリーパーを添えて~
「一番大変だったことは、キリで空気穴をあけたことです。腕が動かなくなるかと思いました。」
楽しい工作
「紙粘土とアートグレーシルバーを3~4時間削ったことが大変でした。」
笑顔が詰まった印鑑とペーパーウェイト
「一人にまかせきりになってしまい、チームワークが一時期やばかった。
ですが、最後はなんとかまとまって仕上げることができました。」
染色・草木染
「ムラができてしまうとだめなので、そうならないようにすることが大変でした。」
食品サンプルキャンドル
「エビフライキャンドルの衣のリアル感を出すのに苦労しました。サーモンのお寿司は、
スジを1回カッターで切り目を入れて白いキャンドルを入れて、
おいしそうに見えるようにしたのが大変でした。」
gouseijusi@tiikawa.com
「240番のやすりをかける作業が16時間、デザインカッターで切る作業が4時間かかった。
1個でも大変なのに5個も仕上げたので、自分をほめてあげたいです。」
サンドブラストによるグラスの製作
「型通りに削るところと、マスキングテープを隙間なく貼るところが一番大変でした。」
~5年ぶりの伊工祭に向けて~ ミサンガ・風船の製作
「一番大変だったのは、風船を結びすぎて手が痛くなったことです。」
みんなの前で実演しました。
廃油を利用したバイオディーゼル燃料の合成
「廃油とメタノールを反応させたときに尋常ではないニオイがきつかったです。」
最後に、担任から講評をいただきました。
「全員がきちんとした研究を行って、発表も堂々としていて感動しました。
この経験が今後の人生にきっと役立つはずです。」
3年生の皆さん、素晴らしい発表をありがとうございました。
3年実習風景 4月27日(木)
本日は、3年生の実習が3回目となりました。
1つ目のテーマが最終日となります。
3週で12時間行ってきた実習のまとめです。
実際に体験した経過や結果を正確に記録するとともに、自分の考えをまとめ、レポートを作成しました。
[酢酸エチルの合成]
本日は、これまでの実験で得られた物質を枝付きフラスコに移し、蒸留しました。
蒸留とは、混合された物質の中から沸点を利用して分別する操作です。
急激に加熱すると分別しにくくなるので、ゆっくり加熱しました。
これで酢酸エチルを得ることができたので、重さをはかり収率を計算しました。
計算は、これまでに勉強した物質量・分子量・比重・濃度についての知識を使って求めました。
難しく危険を伴う実験でしたが、工業化学科らしい充実した内容になりました。
[未知の水溶液の濃度測定]
本日は、得られた実験データをまとめていきました。
お互いに意見を交換して、話し合いながら計算し、結果を出しました。
見た目には透明な普通の水でも、分析すると微量な金属が含まれていることがわかりました。
河川の水質調査など水に対する興味がわきました。
[3DCADで作成したデータの3次元機械加工]
本日は、前回までに作成した3次元のデータをモデリングマシンに送り加工し、印鑑を作成しました。
実際に作成したものが形になっていく様子を見て、ものづくりの達成感を感じることができました。
また、機械加工を行っていない時間は、クロームブックを使ってレポートに取り組みました。
写真や画像を貼り付けたりして、わかりやすいレポートになるようそれぞれが工夫をしました。
これで、1つのテーマが終わりました。事故もなく安全に行うことができました。
これからも実験が続きます。安全第一でがんばります。
3年実習風景 4月20日(木)
本日は、3年生の実習が2回目となりました。
内容が専門的になり難しい部分も出てきます。
今後に活かすことができるよう、がんばって取り組みましょう。
[酢酸エチルの合成]
本日は、丸底フラスコにエタノールと氷酢酸を入れ、水浴で冷やしながら濃硫酸を加えました。
その後、内容物を分液漏斗に移し、スタンドに固定したリングにかけて静置しました。
ここから、酢酸エチルを合成する重要な反応に入っていきます。酢酸エチルは、食品添加物にも使用されています。
硫酸や酢酸など危険な薬品を扱う実験だったので、緊張しました。
[未知の水溶液の濃度測定]
本日は、原子吸光分析装置を使って分析しました。
水溶液中の微量な金属の量がグラフになって表示され、はじめは驚きましたが本当かなという疑問も残りました。
実習はまだ続くので、何回も分析して原子吸光分析装置をきちんと扱えるように取り組みましょう。
[3DCADで作成したデータの3次元機械加工]
本日は、最初にノギスの使い方を学びました。
立体を正確に測定する技術は、工業において大事な技術であることを実感しました。
その後、自分の名字を印鑑にするために、前回学んだSolidworksでデータを作成しました。
テキスト通りに進めていき、順調にデータが作成できました。
次回は、作成したデータを機械に送って加工し、印鑑を完成させます。
3年実習風景 4月13日(木)
本日から3年生の実習が始まりました。
3つの班に分かれて、実習を行います。
事故がないように気をつけながら、しっかり技術を身につけていきましょう。
[酢酸エチルの合成]
本日は、反応装置の組み立てを行いました。
難しそうな反応実験を行うので、真剣に装置を組み立てました。
[未知の水溶液の濃度測定]
本日は、実験の概要と使用機器の説明を行いました。
精密な機器を取り扱うので、一つ一つ確認しながら慎重に取り組みました。
[3DCADで作成したデータの3次元機械加工]
本日は、Solidworksで立体をつくりました。
Solidworksをはじめて使用したので、簡単そうに見える図面も苦労しながら作成しました。
3年課題研究発表会 1月20日(金)
3年課題研究
1月20日(金)に、伊勢崎工業高校視聴覚室にて課題研究発表会が行われました。
1年間研究してきた成果を2年生の前で堂々と発表していました。
3年生のみなさん、お疲れました。
行燈といろいろな油でつくる手作り石けん
かわいいものをつくる
消しゴムとチョークづくり
The普通のガチャガチャ
バスボムの製造
ドレスの制作
スピーカーと食品サンプルの製作
草木染めと陶芸(オーブン陶土)
割りばし細工
非接触体温計の製作と動画および音声合成
3年課題研究風景 12月16日(金)
3年課題研究
1月20日(金)に行われる課題研究発表会に向けて、各班が最後の仕上げをしました。
まだ作品の製作が終わらず大急ぎで仕上げている班や発表に向けてスライドをつくっている班とさまざまです。
どの班も3年間の集大成として全力で取り組んでいます。
【ガチャガチャの製作(仮)】
【ドレスの製作(仮)】
【かわいいもの(ポーチ)の製作(仮)】
【映像の製作(仮)】
【スピーカーの製作(仮)】
【草木染め(仮)】
【バスボムの製作(仮)】
【石けんと行燈の製作(仮)】
【消しゴムの製作(仮)】
【ちょっと休憩】
2年実習風景 12月14日(水)
2年実習
・染色
染色とは、染料または顔料を用いて繊維、糸、生地などに色を付ける作業のことです。
本日は、天然染料を用いて、布を藍色に染めました。
【割り箸に布を巻き付け、輪ゴムでとめ、準備しておいた染料に入れました。】
【そろそろ染まったかなと判断したら、染料から取り出し、水で洗いました。】
【綺麗なオリジナルのデザインに染まりました。】
・中和滴定
酸と塩基が過不足なく中和する際の中和反応の量的関係を利用し、酸や塩基の濃度を求める実験操作を「中和滴定」といいます。「中和滴定」には実験器具の正確な操作や、中和反応の量的関係に関する計算の知識が必要となります。
本日は、中和滴定を行うのに必要な0.05mol/L炭酸ナトリウム標準溶液を調整しました。
【電子天秤で炭酸ナトリウムを正確にはかりました。】
【純水で溶かしました。】
【メスフラスコで標線まで正確に純水を加え、できた溶液を試薬びんに入れ、保管しました。】
【最後に、使用した器具を丁寧に洗い、終了しました。】
1年実習風景 12月13日(火)
工業技術基礎
・サンドブラスト
透明なグラスに高速度で砂を吹き付けることで擦りガラス状にするサンドブラスト。
自分で描いたデザインから、オリジナルグラスを作りました。
ものづくりの大切さや面白さを理解してもらうことをめざします。
【ガラスコップにテープを貼り、自分で考えたデザインを写し、カッティングしました。】
【ブラストマシンで砂を高圧で噴射し、ガラスコップに模様を施しました。】
【授業の最後に、クロームブックを使って実習を振り返りました。】
・プリズムの制作
【本日は、合成した樹脂を丁寧に磨きました。磨けば磨くほど、びっくりするくらい綺麗に仕上がります。】