校長挨拶

 群馬県立伊勢崎工業高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、明治19年に開設された伊勢崎織物業組合立染色講習所を前身とし、明治43年に、県内唯一の工業学校(群馬県立工業学校)として、開校した伝統ある工業高校です。今年創立114年目を迎え、これまでの卒業生は2万2千人を超え、地元産業界を中心として、国内外各地で活躍しています。
 時代の変遷とともに、学科の編成を行い、現在では全日制が機械科(2クラス)・電子機械科・電気科・工業化学科の4学科5クラスから成り、また、定時制には工業技術科1クラスを設置しています。
 本校では、「これからの時代を生きぬく実践力と責任感を備えた人材を育成する」という教育目標のもと、心身共に健康な人間の育成に取り組み、地域に信頼される学校を目指しています。これからも職員一丸となって、笑顔の絶えない、魅力ある学校づくりに努めていきたいと考えています。

 令和6年4月1日

群馬県立伊勢崎工業高等学校長  平野 邦明

教育目標・教育方針

〇教育目標
生徒の人格の確立と個性の伸長に努め、豊かな人間性を培い、

これからの時代を生きぬく実践力と責任感を備える人材を育成する。

 

 〇教育方針について

(1)学力の向上
〇 進路実現のための基礎学力の定着を推進

〇「新しい学びのための授業改善事業」の推進

〇 地域との連携の推進

〇 資格試験に対する指導の強化及び効率的な指導ができるための教育課程の編成

  

(2)健康で創造力に富む豊かな心の育成
〇 部活動への積極的な参加

〇 生徒の主体的な活動を推進するために、学校行事等活躍の場の確保

〇 機会を捉えて他人の気持ちを考えさせる

 

(3)社会性の育成
〇 各種の体験活動や研究発表を積極的に行う

〇 ボランティア活動、地域への貢献活動を推進する

校歌

 

 

 

 

沿革
 

群馬県内で一番最初に設立された工業高校です。


明治19年9月
伊勢崎織物業組合立染織講習所開講
これが本校の前身となりました。

明治29年4月
伊勢崎染織学校と改称

明治33年4月
群馬県伊勢崎染織学校と改称
明治39年に日露戦争による県費節減のため、廃校となるまで続きました。

明治43年4月
群馬県立工業学校として開校
日露戦争後、工業技術振興のため県内唯一の県立工業学校として開校し、これが本校の創立となりました。

昭和 9年4月
群馬県立伊勢崎工業学校と改称
戦後の新学制実施に伴い現名称となり、現在に至る。
色染・紡績・工業化学・機械と定時制機械の課程で発足し、昭和35年には電気科が、昭和38年には定時制電気科が新設されました。

昭和61年4月
工業デザイン科、電子機械科を新設し現在の学科構成となる
永い伝統を誇る色染化学科・繊維工学科が募集停止となり、これに代わり時代の要請に応えて電子機械科と工業デザイン科が設立されました。
 
平成 8年4月
定時制工業技術科を新設

平成18年4月
工業デザイン科の募集を停止

平成22年11月
100周年記念式典を挙行
技術教育に多くの実績をあげ、 卒業生は多方面にわたる活躍をしています。
 
 
 


染織学校卒業者       96名
旧工業学校卒業者   2,075名
高等学校卒業者   20,202名
    合 計   22,373名     (令和6年3月末)