伊工からのお知らせ

機械科 高大連携出前授業について

1月10日(金)

この度、機械科では、日本工業大学 基幹工学部 機械工学科 教授 二ノ宮 進一先生をお招きして

高大連携授業を実施いたしました。

大学での学びの一端を体験できる貴重な機会となりました。

 

 

今回のテーマは、「小さな小さな泡 “マイクロバブル” の不思議」です。

目に見えない小さな泡が、私たちの生活を大きく変えるかもしれない、

そんな驚きと発見に満ちた授業に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

大学の最先端の研究に触れ、実験を通して科学の面白さを体感する貴重な機会となりました。

 

二ノ宮教授から、マイクロバブルの生成メカニズムや、その特性がもたらす様々な効果について、

わかりやすく解説していただきました。

 

実験では、水槽にマイクロバブルを発生させると泡はすぐには消えないことや、マイナスの電気を帯びており、

泡が大きくならないこと、水槽の中のごみが泡について浮かび上がることが分りました。

応用例もたくさん紹介してくださり、シャワーヘッドで、きれいに汚れが取れたり、水槽に入れた魚が長生きしたり、

養殖の牡蠣がきれいに育ったり、池がきれいになったり、たくさんの応用ができることが分りました。

また、ナノバブルになると見えない泡になることも知ることが出来ました。

 

授業後には、生徒から多くの質問が寄せられ、活発な議論が展開されました。

 

 

今回の授業が、生徒たちの将来の学びへとつながることを期待しています。